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そぶりをやめて
第8章 140日
しがみついていた腕を緩められ、顔を合わせると、ねっとりと唇を重ねる。

舌を重ねるほうへ意識が行き、少し強ばっていた汐里の身体がゆるくなる。

唾液が音を立てて行き交い、手指が互いの体を滑る。

馴染ませるように、2人ともがゆっくり腰を動かす。

「ん...、気持ち、いい...」
「ん、...おれも」

そんな動きを続けながらも、佳佑の手が、汐里の肩や手首に引っかかって残っているパジャマを脱がせている。
その何気ない動きですら、すごくいやらしくてドキドキする。
首筋や、腰の辺りを指がかすめるたびに、ビクっと反応してしまう。

「...っ、...ふ」

たかがパジャマの上着1枚なのに、時間がかかって、やっとの思いで脱ぎ捨てた。

佳佑の指が、ブラのレースまみれの縁をなぞっている。
レース越しのわずかな刺激が、ぞくぞくして体がくねってしまう。

唇が肌の上にいくつもキスを落とし、指がブラをぐるりと、おそらくフック的なものを探している。

「どうやって、外すの?」

困惑した声がして、ふっと笑えてしまう。

レースが沢山ついてはいるけど、伸縮がいいこのブラはフックとかはない。
着る時は足からだったけど、繋がってしまった今、上に脱ぐしかない。

「自分...で、ぬぐ...」
「...?」

不思議そうな佳佑の目の前で、自分の腕がクロスになるよう手をかけ、体を揺らしながらその合間タイミングを取ってぐいっと脱ぎ去る。

「えっろ...」

目の前の胸が大きく形を変えて揺れ動いたからか、佳佑がその胸にむしゃぶりつく。

「あっ...んっ」

大きく揉み動かしながら、舌を這わせて、音を立てて先を吸う。

そんな佳佑の頭をかき抱いて、声を押し殺して呼吸を繰り返す。

「...っ、...ふ...ぁ」

指を残し、唇が首筋を這いあがってきて、また舌を交わす。

汗ばんだ肌が触れ合い、指を滑らせては引き寄せ、深く交わうよう汐里も腰を大きく動かしてゆく。

「...あ、んっ...、ん...」

次第に佳佑の腰が、汐里の体が上に伸びあがるように動き出している。
汐里はひたすらその律動にあえぐしかない。

「んっ、んっ、...ふぁ、......っんん」

大きな声になりそうで、佳佑の首に抱き着いてその肩のあたりで声を殺す。
体を痙攣させて軽くイくと、そのまま佳佑に体を預け呼吸を整える。
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