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そぶりをやめて
第8章 140日
体を倒してくる佳佑に腕を回し、近づいた口を重ねて舌を深く絡ませる。
濃厚なキスを交わしながらも、佳佑の腰は止まることなく動き続けている 。

佳佑の唇や舌が汐里の首筋や耳元に這って、その息の荒々しさにゾクゾクする。

「...汐里」

意識が飛びそうになっている中、苦しそうに愛おしそうに名前を囁かれた。
打ち付ける動きとは真反対のその優しい声に、より体が熱くなって佳佑にしがみつく手に力が入る。

「あっ、あっ、イっちゃ、う......んんっ」

もう何度目か分からない程イっている気がする。

明らかにイク間隔が短くなってるし。
なにより回数が増えてる気がして、恥ずかしい。

なにより、自分のナカが熱くうねっているのが分かってきた。

そんなナカで、佳佑の動きが加速している。

「あっ、あっ、まって、そんなにしたらっ、おかしくなっるぅ...」
「っ、イイよ。なって...」

汐里の腰の横に手を付いて、また佳佑が体を起こし始めた。
腕の辺りを掴んでみるものの、やっぱり抱きしめていた時とは違う。

「っ、やだ...。行かないで...。行っちゃ、やっ」

それは、ぎゅうっと抱きしめていた佳佑の体が離れたことによるモノだったのだが、佳佑は違うイミに取ったらしい。

汐里の飛び跳ねるように動く腰を掴んで、ラストスパートをかける。

「一緒、イこ...っ」
「あっ、あっ、ああっ」

霞んでいた目の前がチカチカと光って、手足の先までを貫く快感で体が震えて止まらない。

早くイって欲しいけど、もっとシて欲しくて。
全身の血液が、沸騰して弾け飛びそうだ。

「......ああっ!」
「っ、っく!...っ、んっ」

汐里が激しく痙攣するナカに、佳佑が数秒遅れて放った。

奥で熱が広がっていく。



やっと呼吸が出来るようになったと思ったら、佳佑の舌が迎えに来た。
ねっとりと絡まって、深まってゆく。
抱きしめあって、ゆったりと、だけど互いを貪るように口づけを交わす。

「...すげー気持ちいいんだけど」
「うん...」

日に日に良くなってるとは思うけど、今日はまた各別だった。

なんだか離れ難いけど、ふと思い出して、シーツの上のパジャマを探す。

「どうした?」
「だって、着とかないと...」

義実家だったのを思い出したのだ。
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