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そぶりをやめて
第9章 160日 〜その1〜

そこそこお腹が良くなって、改めて景色に気付く。
コテージがあった浜辺が、少し遠く下の方に見える。
白い建物が木々の間にぽつぽつと見え隠れしていて、その少し離れた所に三角屋根の管理棟が見える。
その向こうが確かテントが並ぶエリアだと思うけど、ここからは見えそうにない。
9月に入ったばかりでまだまだ暑いが、日陰に入ると少し過ごしやすい。
このテラス席が、オシャレなパラソルの下で日陰だし、風通りもよくて、めちゃくちゃ居心地がいい。
土日ならきっと混みまくりだろうが、金曜日だからか。
まだ少しランチには早い時間だからか、さほど混んでなくて。
のんびりまったり食べていられる。
「いいとこで良かったよなー」
「パン美味しいし。このレモネードも、美味しいし〜」
店員さんがオススメしてくれたレモネードが、そんなに甘くなくて爽やかで、本当に美味しい。
何もかもがめっちゃイイカンジ。
「はぁー。幸せ〜!!」
「確かに〜」
お腹いっぱいになって、かなりくつろいでから、パン屋さんを後にする。
どこに行くのもなぁと、まだ早いがキャンプ場に戻った。
アスレチックエリアや、散歩コースがいくつかある。
予約制だが、サイクリングやカヌーの探検なんかもある。
昨日、コテージにほど近い海辺の散歩コースは歩いてみた。
岩や小石だらけの浜辺で、歩くのに一苦労だった。
今日は、小川が流れている散歩コースを歩いてみる。
こっちはこっちで、斜面が多いらしいが。
小川の両脇が、今日から泊まるグランピングテントらしい。
明らかに人工的に作られた小川ではあるが、公園っぽくもしてあって。
花が植えてあったり、木製のベンチが並んでいたり。
所々、広くなってる所には、木製のシーソーやら、ちょっとしたジャングルジム、滑り台なんかが点在している。
小さな子たちが親と楽しそうに遊んでる。
その横を通り過ぎ、上流の人が来なさそうなベンチに座った。
「結構疲れる〜」
「だな」
ところどころ急斜面になっていて、息があがった。
座ったベンチからは、グランピングテントが並ぶのがよく見える。
玉ねぎみたいなテントがいくつか。
半円のドームみたいなテントがいくつか。
川の向こう側は、芝生のエリアで、持ち込みのテントがカラフルに並んでいる。
「今日から泊まるのってどれ?」
「たぶん玉ねぎのやつ」
コテージがあった浜辺が、少し遠く下の方に見える。
白い建物が木々の間にぽつぽつと見え隠れしていて、その少し離れた所に三角屋根の管理棟が見える。
その向こうが確かテントが並ぶエリアだと思うけど、ここからは見えそうにない。
9月に入ったばかりでまだまだ暑いが、日陰に入ると少し過ごしやすい。
このテラス席が、オシャレなパラソルの下で日陰だし、風通りもよくて、めちゃくちゃ居心地がいい。
土日ならきっと混みまくりだろうが、金曜日だからか。
まだ少しランチには早い時間だからか、さほど混んでなくて。
のんびりまったり食べていられる。
「いいとこで良かったよなー」
「パン美味しいし。このレモネードも、美味しいし〜」
店員さんがオススメしてくれたレモネードが、そんなに甘くなくて爽やかで、本当に美味しい。
何もかもがめっちゃイイカンジ。
「はぁー。幸せ〜!!」
「確かに〜」
お腹いっぱいになって、かなりくつろいでから、パン屋さんを後にする。
どこに行くのもなぁと、まだ早いがキャンプ場に戻った。
アスレチックエリアや、散歩コースがいくつかある。
予約制だが、サイクリングやカヌーの探検なんかもある。
昨日、コテージにほど近い海辺の散歩コースは歩いてみた。
岩や小石だらけの浜辺で、歩くのに一苦労だった。
今日は、小川が流れている散歩コースを歩いてみる。
こっちはこっちで、斜面が多いらしいが。
小川の両脇が、今日から泊まるグランピングテントらしい。
明らかに人工的に作られた小川ではあるが、公園っぽくもしてあって。
花が植えてあったり、木製のベンチが並んでいたり。
所々、広くなってる所には、木製のシーソーやら、ちょっとしたジャングルジム、滑り台なんかが点在している。
小さな子たちが親と楽しそうに遊んでる。
その横を通り過ぎ、上流の人が来なさそうなベンチに座った。
「結構疲れる〜」
「だな」
ところどころ急斜面になっていて、息があがった。
座ったベンチからは、グランピングテントが並ぶのがよく見える。
玉ねぎみたいなテントがいくつか。
半円のドームみたいなテントがいくつか。
川の向こう側は、芝生のエリアで、持ち込みのテントがカラフルに並んでいる。
「今日から泊まるのってどれ?」
「たぶん玉ねぎのやつ」

