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禁断の自由形
第1章 水泳部の夏合宿
一度萎えてしまうと合宿所へ来てからの疲れが襲い掛かってくる。
『くそ!くそ!』
何度も己の右手で砲身をしごいても
急速に砲身は柔らかくなってゆく。

「いいのよ、無理しないでも…私はたっぷり逝かせてもらったし、ひさしぶりのSEXは最高だったわ…」
はい、約束のご褒美よ…

そう言って彼女は、サイフからコンドームを一つだけ吉本に手渡した。
こんなおばちゃんでも気が向いたらまた抱いてね。
そういって妖しく微笑んだ。
次はコンドームをたくさん用意して待ってるからと 次回の機会があることを祈るように囁いた。

身支度を整えてスタッフ休憩室から出ていくと、
水泳部の部員が一人、血相を変えて食堂に駆け込んできた。
「先生!!キャプテンが!!」

相川になにかアクシデントがあったのか?
吉本は疲れた体に鞭打って、プールへと駆け出した。
「先生!キャプテンとSEXしたってほんとうですか?」
吉本を追走する部員が質問した。

「な、なにを言い出すんだ」
思わず疾走する速度が落ちた。
その速度が部員の疾走する脚力とシンクロした。
追いつき、並走しながらも部員は吉本に詰問した。

「だって、3年生の井上先輩と樋口先輩が、
キャプテンを淫乱女だとなじって私刑しはじめたんです!!」
その言葉を聞いて愕然とした。
バカな…あいつらなにやってるんだ…
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