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夫人は貢ぎもの
第1章 予期せぬ訪問者
「あなた!」
ティーセットのトレイを放り投げて
夫のもとへ駆け寄ろうとした里子を
後ろから玄関で出迎えた男が抱きしめるように制止した。

「あなたたちはいったい…」
何者なのですかと問いかけた途中で
羽交い締めにしている男が後ろから
「私たちはご主人の仕事関係の取り引き相手です。今回、ご主人のせいで1億もの損失を被ったのでこうやって直談判に来たというわけです」と語った。

そして会長自らお足をお運び下さったんだ、ありがたく思えと付け加えた。
「手荒な真似はしたくないんだけどね」
会長と呼ばれている男がいんげんに話し始めた。
「こちらとしては1億の損失補填をしていただければ何も申し分ないのだが、この男、そんな金はないと開き直りよった」
そう言いながら床に寝転がされている夫の顔を足で踏みつけた。

「まあ、こいつの内臓を取り出して売りさばいても端金にしかなるまいて…そこでだ」
クイっと顎を振って、後はお前が補足しろと暗に命じた。
わかりましたとばかりに里子を羽交い締めにしている男が
「これからあんたに協力してもらって1億の返済をしてもらう」
「そ、そんな…」
私にどうしろと言うのだろうか…

夫に目をやると猿ぐつわをしているため「うぐぐ…」としか言えないが首を振っていることから拒否しているのだと理解できた。
「待って下さい!何年かかるかわかりませんが善処させていただきますので、どうぞ今日のところはお引き取り下さい!」
「そういう訳にはいかねえんだよ」
穏やかに話していた羽交い締めにしている男の口調が変わった。
そしておもむろに腕を前に回して里子の胸を揉み始めた。
「会長、この女見た目通りいい乳してますぜ」
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