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バツイチと言わせない
第2章 希美子の過去
希美子は睡魔に襲われはじめていた。

楽しい食事会で
ついついお酒を飲み過ぎてしまったからか…

やがて希美子の意識が朦朧としてきた。
笹崎の声が遠くなってゆく。
問いかけに相槌を打つことさえ億劫になってきた次の瞬間に希美子は深い眠りに堕ちた。

次に目覚めたとき、希美子はX字の板に張り付けにされていた。
手枷足枷で固定され身動きの取れぬ状態だった。

「ようやくお目覚めかな?」

慇懃な笹崎の声がした。

「ここは?」

そう問いかけながら気づいた。

自分は一糸まとわぬ素っ裸だということに…

「この部屋は人気のある部屋でね。
偶然空室になっていてラッキーだったよ」

「い、いったい私をどうするつもりですか!」

「そんな目で私をにらまないでいただきたいものですなあ。
ここに来たいと申し出たのはあなたなのですよ」

たしかに希美子にはSM願望があった。
だが、それは恋愛関係の男からソフトなもので遊びたいとは思っているが
父親のように慕っている笹崎に
酔っていたとはいえ自分から誘うことなど考えられなかった。

「こういうことをするのは好きではないのだが
君が望むなら心を鬼にして愉しませてあげますよ」

そう言って希美子の胸を鷲づかみした。

「痛い!私、こういうの好きじゃありません!」

「恥ずかしがらなくていいんだ。
ここは君と私だけの世界なのだから
本当の自分をさらけ出していいんだよ」

そう言うとどこから取り出したのか
鞭を手にすると希美子の胸にピシャリと打ち付けた。

「あうっ!!」

白い乳房が真っ赤に腫れ上がった。

「白い肌が赤くなるのは綺麗なものだ」

そう言いながら笹崎は
赤いラインに沿って舌を這わせた。

「やめてください!もう帰して!
帰してください!!」

痛みと恐怖で涙声になっていた。

「帰る?もったいない
楽しみはこれからだというのに。
そうか、もっと刺激が欲しいんだね」

笹崎は鞭のグリップを
希美子の股間にグリグリと押し当てた。
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