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彼女のお母さん
第2章 母の秘め事
瑠璃子に「このビデオテープをくれないか?」と
図々しくお願いしてみたところ

「いいわよ。うちにはビデオデッキもないし、
どのみちそれを捨てようと思ってたから」と
あっさりと了解してくれた。

「お母さんのセックスを見て
オナニーするつもりでしょ」

そう瑠璃子が予測したとおり、
ビデオテープを見つけたあの日から
毎晩見続けて
ついにはテープがすり切れてしまった。


もう美登里さんのセックスを見れない…

そう思うと気が狂いそうだった。

雄一はそれほどまでに
美登里に惚れ込んでしまっていた。


画面にどアップで映し出された女陰…

あの画像は美登里が20代前半のようだったから
かれこれ四半世紀前のボディだ。

今でも、あの乳房の張りは健在だろうか?

きっと少しばかりは垂れているに違いないが
それこそ熟年の色艶が重なり、
素敵なボディになっているだろう。
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