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彼女のお母さん
第3章 美登里の過去
性交が終わった後も
指名時間が残っていたので
二人は身なりを整えて
食後のコーヒーならぬ性交後の飲酒を楽しんだ。
男は映像関係の会社を起ちあげたばかりの社長で
宗像宗助だと名乗った。
「君もどうせ借金のカタに
ここへ売り飛ばされたんだろ?
君の借金はどれほど何だい?」
宗像という男に心を許した訳ではなかったが
恥を承知で借金の残高を告白した。
「それはまた大金を借金したものだなあ」
残高を聞いて宗像は苦笑いをした。
「でも、ありがたいことに
いろんな方からご指名をいただけて、
早ければあと半年もすれば
自由の身になれそうなの」
嬉々としながら話す美登里に
「どうだい、その借金を今すぐにでも
チャラにしてみないかい?」と宗像は話を切り出した。
「そんなこと出来るの?」
「俺が立て替えてやってもいい。
そのかわり君は俺の仕事を手伝う
と言うのはどうだい?」
そんな上手い話はないと冗談半分に
「じゃあ…お願いしようかしら?」
などと言ってみた。
指名時間が残っていたので
二人は身なりを整えて
食後のコーヒーならぬ性交後の飲酒を楽しんだ。
男は映像関係の会社を起ちあげたばかりの社長で
宗像宗助だと名乗った。
「君もどうせ借金のカタに
ここへ売り飛ばされたんだろ?
君の借金はどれほど何だい?」
宗像という男に心を許した訳ではなかったが
恥を承知で借金の残高を告白した。
「それはまた大金を借金したものだなあ」
残高を聞いて宗像は苦笑いをした。
「でも、ありがたいことに
いろんな方からご指名をいただけて、
早ければあと半年もすれば
自由の身になれそうなの」
嬉々としながら話す美登里に
「どうだい、その借金を今すぐにでも
チャラにしてみないかい?」と宗像は話を切り出した。
「そんなこと出来るの?」
「俺が立て替えてやってもいい。
そのかわり君は俺の仕事を手伝う
と言うのはどうだい?」
そんな上手い話はないと冗談半分に
「じゃあ…お願いしようかしら?」
などと言ってみた。