この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼女のお母さん
第5章 瑠璃子と義父の宗像
「えっ?射精(出し)ちゃったの?」
そう言ってから『はっ!しまった!』と思った。
案の定、雄一は肩を落としてしょげ返っていた。
「大丈夫だから…すぐ元気になるから…」
励ましたつもりだったが、
労りの言葉はかえって雄一に羞恥を与えた。
『鬱陶しい子ね…』
美登里の心は
すっかり淫らな気分を萎えさせていた。
これ以上、雄一をしょげ返させてはいけないと
美登里は勤めて明るい声で
「まあ、凄く出たわね」と
ティッシュでフロアにこぼれ落ちたザーメンを
拭った。
「すいません…俺…」
ようやく雄一が蚊の鳴くような声を絞り出した。
射精したことで一気に現実に戻り、
自分が今、
どんなセリフを言えばいいのか
戸惑っているようだった。
「汗…かいちゃったね、
一緒にシャワーしましょうか?」
有無を言わさずに美登里は雄一の手を取って
バスルームに連れて行った。
「興奮したわね」
とびっきりの笑顔を見せて、
そう言いながらシャワーのお湯を
雄一の体に浴びせた。
先ほどまでとは打って変わって
羞恥に苛まれているのか
雄一は両手で股間を押さえて体を小さくしていた。
そう言ってから『はっ!しまった!』と思った。
案の定、雄一は肩を落としてしょげ返っていた。
「大丈夫だから…すぐ元気になるから…」
励ましたつもりだったが、
労りの言葉はかえって雄一に羞恥を与えた。
『鬱陶しい子ね…』
美登里の心は
すっかり淫らな気分を萎えさせていた。
これ以上、雄一をしょげ返させてはいけないと
美登里は勤めて明るい声で
「まあ、凄く出たわね」と
ティッシュでフロアにこぼれ落ちたザーメンを
拭った。
「すいません…俺…」
ようやく雄一が蚊の鳴くような声を絞り出した。
射精したことで一気に現実に戻り、
自分が今、
どんなセリフを言えばいいのか
戸惑っているようだった。
「汗…かいちゃったね、
一緒にシャワーしましょうか?」
有無を言わさずに美登里は雄一の手を取って
バスルームに連れて行った。
「興奮したわね」
とびっきりの笑顔を見せて、
そう言いながらシャワーのお湯を
雄一の体に浴びせた。
先ほどまでとは打って変わって
羞恥に苛まれているのか
雄一は両手で股間を押さえて体を小さくしていた。