この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
レンタル熟女
第1章 レンタル稼業
彼女が言うにはレンタル業というのがあるらしい。
街角に立ち続けて客を待つよりも
客の方から連絡をしてくるのを待つという。
「売りだけの仕事やあらへんで、
中にはベビーシッターみたいに
夫婦が遊ぶに行くから
赤ん坊を見といてくれという依頼もあるし…」
明日も彼女はレンタルされて
童貞ボーイとデートするのだという。
「今の若い子はSEXに興味あらへんそうやわ。
手ぇ繋いで映画見にいって、
美味しいもん食べて…
まあ、拘束時間は長いけど
好みじゃない奴のちんちん咥えんでもええし
股を開かんでもええし、ええ仕事やで」
亜由美は彼女の誘いに乗った。
春や秋など気候のいいときなら
立ちんぼしてても苦にならなかったが
真冬や真夏は正直体に堪えた。
さて、登録をしてみたものの、
3日経てども連絡が来ない…
やはり40前という年齢がネックなのだろうか…
日銭を稼がなくては生活してゆけない。
仕方ない、今夜は天王寺駅近くで
立ちんぼを復活させようと思っていた矢先、
スマホに着信音が鳴り響いた。
恐る恐るメールを開いてみると…
『こんにちは。あなたをレンタルしてもいいですか?
依頼内容は…一緒に温泉に行ってほしいんです
もちろん旅費も宿泊費も出します。どうですか?』
温泉に連れて行ってくれるの?
うわ~、温泉なんて何年ぶりだろう…
亜由美はすかさず『よろしくお願いします』と返信を打った。