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レンタル熟女
第4章 逃亡そして新たな旅立ち

ママさんがバスルームに消えたのを確認すると、
亜由美はマスターに向かって

「これからどないすんのん?」
と話しかけた。

「そのことなんだが…
できればどこかのアパートを借りるまで
ここで厄介になってもいいかな?」

「それは構えへんけど、ベッドは一つやし…」

「俺は床でゴロ寝でも構わない。
女房は、このソファでもいいさ」

見ず知らずの夫婦なのだ。

ではそうして下さいと言うのは簡単だったが、
亜由美の優しさがそう答えるのを阻止した。


「じゃあ…こうせえへん?
私とママさんがベッドに寝て
マスターさんがソファで…」

「いいのかい?
すまない、そう言ってくれると助かる」

そんな相談をしていると
バスルームのドアが開いてママさんが出てきた。

「あら?私を除け者にして内緒話?」

頬寄せ合って
ヒソヒソ話をしていたものだから
てっきりママさんは
マスターが亜由美を口説いているのだと思った。

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