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揉ませていただきます
第11章 女性編 幸雄と由美子
静かに部屋を出ようとすると、
幸雄さんが
「おや?揉み方が変わったね」と怪訝に思い始めた。
静子が部屋を出てドアを閉めるのを確認すると、
由美子さんは幸雄さんの背中に抱きついた。
「おいおい…
今夜はそういうのは無しだと言ったろ?」
そう言いながら背中に抱きついてきている女が
小柄な静子ではなく、
ふくよかでポッチャリとした女だと気付くのに
そんなに時間はかからなかった。
幸雄さんは慌てて振り向き
静子と似ても似つかぬ女が
自分の上に乗っていることに驚いた。
「なんだ君は?静子さんはどこに?」
「あの子、どうも体調が悪いようですし、
代わりに私がお相手させていただきますわ」
由美子さんはそう言って幸雄さんの背中に
豊満な乳房を押しつけた。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
幸雄さんは慌てて飛び起きようとしたが
背中にのしかかれ、
ガッチリとホールドされては身動きが取れなかった。

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