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揉ませていただきます
第11章 女性編 幸雄と由美子

室内では、由美子さんが身支度を整えながら
「ねえ、今度はいつSEXをしてくれるの?」と幸雄さんに問いかけた。

「一度だけという約束だろ?次なんてないよ」

幸雄さんはうつ伏せになって
由美子さんの裸体など見たくもないという素振りでそう言った。


「まあ!あれだけおちんぽを勃起させて
中出しまでしたくせに!」

やはり静子という若い女の方がいいのかと
由美子さんは怒り心頭だった。

「若い女の尻ばかり追いかけてたって
いい思いなんてできないわよ!」

このスケベじじいめ!
そう言って幸雄さんの腰を
思いっきり踏みつけた。

「あうっ!!」
ギシッと音がして腰に鈍痛が打ち寄せた。




翌朝、静子が厨房を覗くと
幸雄さんの姿はなかった。

どうしたのかと板長に聞くと
「あの野郎、腰痛で起き上がれないんだってよ!
このくそ忙しいのにまったくよぉ!」

くそ忙しいと言ったって
泊まりのお客様は3組だけなのだから
板長一人いれば充分対応できるだろうにと
静子は思った。

それよりも幸雄さんの腰の具合が心配だ…



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