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愛の隠れ家
第3章 他人のセックスを見てしまう

フロントでは
アダルトサイトを見ながら
オナニーしている光子の指の注送が
どんどん早くなっていく。

膝元に絡まっていたパンストとショーツは
脚を交互にくねらせて
手を使わずに器用に脱ぎ捨てた。

これでおもいっきり脚を開くことができるわ。

さあ、一気に頂上へ登り詰めようとしたときに
フロントの電話がコールされた。


その電話をコールしたのが
さきほど慌ててカードキーを手渡した
露出癖の客だとは気づかなかった。


「はい、フロントでございます」

つとめて平静を装った。

『あのさあ、お湯がでないんだけど』

憤った口調が受話器から流れでた。



「誠に申し訳ございません」

お部屋の交換を申し出たが、
すでに服を脱いでくつろいでいるから
部屋を移りたくないと言われた。

『とにかくさあ、ちょっと見に来てよ!』

すぐに伺いますと申し出ると、
急いでくれよと言って
荒々しく受話器を置いたのだろう
ガチャンという音が耳をつんざいた。

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