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愛の隠れ家
第3章 他人のセックスを見てしまう
「早く誰か来ないかしら‥‥
ねえ、来たら激しいのを見せつけましょうね」

211号室では女が男と絡み合いながら
首を長くして待っていた。


小島は女を抱きながら
性癖とは人それぞれだなとおもっていた。

誰かに見られながらするセックス…
おまけにこれだけの名器、

興奮がいやがうえにも高まる。

ひょっとしたら
いつもより早く吐精してしまうかもしれない。

少しでも吐精を遅らせようと
小島は備え付けのコンドームに手を伸ばした。

「やめて!私、ピルを飲んでるの。
中だししてくれていいから生で挿入して…」

病気が怖かったが
それ以上に快楽を求める気持ちが勝った。

はやる気持ちを抑えられずに
二人は一糸まとわぬ全裸になった。

シックスナインで互いの性器をしゃぶっていると「ピンポーン」とチャイムが鳴った。



「来たわ!」
女は満面の笑みを浮かべた。

「どうぞ、入って来てください。
鍵は開けてあります」

小島はドアに向かって叫んだ。

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