この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛の隠れ家
第5章 忘れ物を取り戻したい男

佐藤がオドオドしながら現れた。

なにも悪いことをしたわけではないので、
堂々としていればよいものを
忘れ物の品物が品物だけに、
恥じらいの心が佐藤を挙動不審にさせた。


やや控えめにフロントのベルを押した。

チン…

ベルの音さえも、
申しわけなさそうに鳴り響いた。

だが、佐藤の耳には
とてつもない大きな音に聞こえ、
慌ててベルを手で触り余韻の音を消した。


しばらく待ちぼうけたが、
一向に係員が姿を現す気配がなかった。



ロビーから、ベルの音がしたように感じた。

『空耳かしら…』

光子の目はモニター画面に引きつけられ、
体の全神経は股間の泉に集中していた。

画面の中の男は愛子の体をまさぐりながら、
チラッ、チラッと防犯カメラに視線を送っていた。

『待ってろよ…次はお前を抱いてやるからな』
男の目がそう言っているように感じた。


お願いします、その女の次でいいから…
私を天国に連れて行って…



/104ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ