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愛の隠れ家
第6章 私にも頂戴

「もっと!!お願い、もっと突いて!!」

そう言いながら愛子も
男のリズムに合わせて腰を降り始めた。

子宮がせり出して、亀頭に吸い付きはじめた。
絶頂が近い証拠だ。

膣の締まりがきつくなってきた。

『もうすぐだな』

確信すると、腰のスイングを高速に切り替えた。

「あん!あん!あん!」と突く度に
スタッカートに喘いでいた声が
「あー!だめー!!あー!」と叫びはじめていた。


「イキそうか?」

そう聞いてやると、
「イキそう!イキそう!」と喘いだ。

ここぞとばかりに「俺もイキそうだ!」と
苦しげな声で耳元で囁いた。

共に果てることを申告することで、
女はさらに高く登り詰めることを男は知っていた。


「あああ!ダメ!!イッちゃう!!」

愛子の体が痙攣した。

抱いていた体を離し、
自由にしてやると愛子の体は結合を解いて、
エレベーターの床に崩れおちた。


登り詰めた余韻だろうか、
離れた結合部にぽっかり空いた穴から、
びゅ~っと潮を噴きこぼした。

愛子は、ときおり体を
ひくひくと痙攣させて失神していた。


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