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愛の隠れ家
第6章 私にも頂戴
イキそうだと愛子に囁いたのは真っ赤な嘘で
男はまだまだ硬く屹立したままだった。
果てるのはフロントにいた高慢な女のオマンコだと
愛子を抱いているときから決めていた。
男は勃起したままのイチモツをしごきながら
防犯カメラを見上げた。
『ほら、欲しいんだろ?
見ているのはわかっているんだぜ』
防犯カメラを犯すように
巨砲の先をカメラに照準を合わせた。
「来いよ」
音声マイクなど付いていないただのカメラだとわかっていたが
男は声を発して女を誘った。
「来いよ」
右手でしごきながら
左手を差し出してクイっと手招きした。
光子は自分が誘われているのだと理解した。
『あああ・・・お願い・・・抱いて・・・』
フラフラとフロントを抜け出すと
夢遊病者のように
従業者用のエレベーターの前に近づき、
ボタンを押して、階上で止まったままのエレベーターを呼び戻した。
エレベーター内にモーター音が響き、
下降しはじめた。
フロントの女が警察に連絡し、
扉が開いた瞬間
御用になる可能性も考えられたが、
男にはそこに女だけが立っている自信があった。
警察を呼んだのなら
事が終わる前に扉が開き、
警官がなだれ込んできたはずだ。