この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
TRUE COLORS ~PURPLE~
第4章 ASAHINA
「百瀬さん?」
呆然とこの状況を見ていた私に、桜井さんが不思議そうに声を掛ける。
そうだった。お飲み物、お伺いしなくては。
「はいっ!………すみません。」
慌てて応接テーブルに向かう。
「いらっしゃいませ。……お飲み物をお持ち致しますが、
何かご希望のものは御座いますか?」
緊張のあまり詰まる喉から、辛うじて言葉を絞り出す。
「ああ!ありがとう。あと、これね。マリトッツォ。
皆さんでどうぞ。
あ、でも、ここの超人気らしいから、私たちにも頂けない?」
にっこりと笑う美女が某有名店の大きな紙袋を差し出す。
「は、はい!」
「マリトッツォとは、いいねぇ。百瀬さん僕にもね。」
美少女もにこにこと笑いながら私を見ている。
ああ、今日はなんて日かしら!
大好きな桜井さんとたくさん会話ができたうえ、
憧れて大好きだったジュリアが目の前にいて。
こんなに可愛い美少女ににこにこと見つめられて。
「サオリ、コーヒーでいいわよね?」
「うん、寒かったからあったかいコーヒー嬉しい。」
「じゃあ、百瀬さん。コーヒーを取り敢えず
社長の分も合わせて4つお願いするよ。」
よかった!コーヒーメーカーきれいに清掃してスタンバイしてて!
おいしい、薫り高い。そして寒い中来てくださったジュリアさんたちに
温まってもらえるようなコーヒーを淹れよう!
マリトッツォの紙袋を受け取り、お礼を述べ急いで給湯室に戻る。
呆然とこの状況を見ていた私に、桜井さんが不思議そうに声を掛ける。
そうだった。お飲み物、お伺いしなくては。
「はいっ!………すみません。」
慌てて応接テーブルに向かう。
「いらっしゃいませ。……お飲み物をお持ち致しますが、
何かご希望のものは御座いますか?」
緊張のあまり詰まる喉から、辛うじて言葉を絞り出す。
「ああ!ありがとう。あと、これね。マリトッツォ。
皆さんでどうぞ。
あ、でも、ここの超人気らしいから、私たちにも頂けない?」
にっこりと笑う美女が某有名店の大きな紙袋を差し出す。
「は、はい!」
「マリトッツォとは、いいねぇ。百瀬さん僕にもね。」
美少女もにこにこと笑いながら私を見ている。
ああ、今日はなんて日かしら!
大好きな桜井さんとたくさん会話ができたうえ、
憧れて大好きだったジュリアが目の前にいて。
こんなに可愛い美少女ににこにこと見つめられて。
「サオリ、コーヒーでいいわよね?」
「うん、寒かったからあったかいコーヒー嬉しい。」
「じゃあ、百瀬さん。コーヒーを取り敢えず
社長の分も合わせて4つお願いするよ。」
よかった!コーヒーメーカーきれいに清掃してスタンバイしてて!
おいしい、薫り高い。そして寒い中来てくださったジュリアさんたちに
温まってもらえるようなコーヒーを淹れよう!
マリトッツォの紙袋を受け取り、お礼を述べ急いで給湯室に戻る。