この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
TRUE COLORS ~PURPLE~
第11章 “cherry blossom”
「いらっしゃ~い♡」
「あら、やだ。この子ったらお人形さんみたいにカワイイじゃないのさ!」
「いやぁ!あなたすっごく私のタイプ!さ、さ。早くこちらにどうぞ~♡」
店の扉を開けた途端、この熱烈歓迎状態に目を白黒させるサオリ。
私の腕に、自分の腕を絡め席に案内しようとする
ドラ声のバサバサつけまつ毛にそっと耳打ちする。
“part-time lover”の雅人の紹介で来た。ママに会いたいと。
バサバサつけまつ毛は、私の顔を見てニヤリと笑う。
「じゃあ、個室にご案内しなきゃね。
ちょっと!お人形さんそっちじゃなくて個室にご案内よ!!」
とドラ声を張り上げる。
個室に通されて席に落ち着くと、
やっぱ私の横にはドラ声バサバサまつ毛が陣取る。
ガサツっぽく見えるけど、私の腕に腕を絡めたまま個室に案内していく中、
周りの若いコたちにてきぱき指示を出し。
個室に着いた頃にはそこのテーブルにはあらかたなものはしっかり用意されていた。
ドラ声バサバサはダイアナと言った。
ダイアナねぇ。
そのダイアナは私に水割りでいい?と聞いて手早く水割りのグラスを作って。
「お嬢さん、あなたは飲めるの?」
と他のおねえさまがたに揉みくちゃにされて、
キャッキャと笑うサオリにも声を掛ける。
「あの子はもうすぐハタチだけど。
立場上、アルコールは飲ませられないわ。ペリエでもあげてくれない?」
OKといい、近くのコにペリエを頼む。
ペリエを頼まれ出て行くコと入れ違いに、
出てったコの3倍はあろうかという巨漢の女装がやって来る。
「ようこそ。“cherry blossom”へ!」
と言いながら両手を広げ歓迎の意を表し、悠然とした笑みをその顔に浮かべる。
「あら、やだ。この子ったらお人形さんみたいにカワイイじゃないのさ!」
「いやぁ!あなたすっごく私のタイプ!さ、さ。早くこちらにどうぞ~♡」
店の扉を開けた途端、この熱烈歓迎状態に目を白黒させるサオリ。
私の腕に、自分の腕を絡め席に案内しようとする
ドラ声のバサバサつけまつ毛にそっと耳打ちする。
“part-time lover”の雅人の紹介で来た。ママに会いたいと。
バサバサつけまつ毛は、私の顔を見てニヤリと笑う。
「じゃあ、個室にご案内しなきゃね。
ちょっと!お人形さんそっちじゃなくて個室にご案内よ!!」
とドラ声を張り上げる。
個室に通されて席に落ち着くと、
やっぱ私の横にはドラ声バサバサまつ毛が陣取る。
ガサツっぽく見えるけど、私の腕に腕を絡めたまま個室に案内していく中、
周りの若いコたちにてきぱき指示を出し。
個室に着いた頃にはそこのテーブルにはあらかたなものはしっかり用意されていた。
ドラ声バサバサはダイアナと言った。
ダイアナねぇ。
そのダイアナは私に水割りでいい?と聞いて手早く水割りのグラスを作って。
「お嬢さん、あなたは飲めるの?」
と他のおねえさまがたに揉みくちゃにされて、
キャッキャと笑うサオリにも声を掛ける。
「あの子はもうすぐハタチだけど。
立場上、アルコールは飲ませられないわ。ペリエでもあげてくれない?」
OKといい、近くのコにペリエを頼む。
ペリエを頼まれ出て行くコと入れ違いに、
出てったコの3倍はあろうかという巨漢の女装がやって来る。
「ようこそ。“cherry blossom”へ!」
と言いながら両手を広げ歓迎の意を表し、悠然とした笑みをその顔に浮かべる。