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蒼い春
第1章 ロストバージン

ペロッ…味見をするように
乳首を舐められた。

「あう!…いや!やめて…
お、お母さんに言いつけてやる!!!」

「かまわないさ奈央を抱けるなら、
あんな年増など捨ててやるさ…」

義父の手が下腹部をタッチして
そして股間へと滑り降りる…

奈央は膝を合わせて、固く足を閉じた。

絶対にその場所には触れさせたくなかった。

両手で義父の肩を押して押しのけようと
試みるがびくともしない。

イヤイヤをするように首を振る奈央の顎を
大きな手ががっしりと食い込み
正面で固定された。
少し無精ひげが目立つ義父の顔が近づき
無理やり唇が奪われた。


「うぐ!ううう…むむむぅ~…」

唇を固く閉じて抵抗するが、
その唇をぺろぺろと義父が舐めまわした。

酒臭い唾液の臭いが
奈央の鼻腔に忍び込んでくる。

「若いいい匂いがするなあ、たまらないよ…」
顔中に舌が這いずりまわる。
ベトベトになった顔面が気持ち悪かった。

「お義父さん!やめて!!…
け、警察に訴えます!!!」

「ああいいよ、
お前の最初の男になれるんなら
臭い飯などいくらでも喰ってやる」

義父は目的を果たすのなら
拘置刑などかまわないというのだ。

あああ…義父に処女を奪われてしまう。
絶望感のために身体の力が抜けてゆく…
きつく閉じた唇が
半開きになったその瞬間を見逃さずに
芋虫のような舌がねじ込まれた。

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