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蒼い春
第1章 ロストバージン

「こんなに濡れているんだ。
きっと痛くはないよ」

奈央の股間に父の熱いたぎりを感じた。

「いやあー!!
お義父さん!やめてえー!!!」

熱いモノが触れた瞬間、
奈央に最後の抵抗をする力がみなぎった。


だが奈央の許しを乞う声を無視して
義父に貫かれた。
熱い肉棒に串刺しされ、
涙がとめどもなく溢れた。

「ひどい!ひどいわ!」

養父に官能を目覚めさせられ
男を迎え入れようとした自分を恥じた。

もっと優しく処女を奪ってくれると思っていた。

ロストバージンなんて一生に一度の事なのに
こんな散らし方をしてしまったことを
心の底から悔やんだ。


奈央の耳には、
義父の、はあっはあっ、という
荒い息づかいしか
聞こえてこなかった。

処女を失った痛みよりも
ただ義父に犯された悲しみと
怒りだけが奈央を支配した。

遅漏の義父は
赤い鮮血にまみれる奈央のプッシーを
何度も何度も行き来した。

これがSEXなのだろうか…
ただ、野獣のように
暴れまわる男に羽交い絞めされ、
苦痛と恨みと情けなさが襲い掛かる。

いえ、違う。
SEXとはもっと神聖で、もっと尊く、
もっと甘美なものであるはずだと思った。

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