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蒼い春
第2章 恩師 月島弓子

弓子の脳裏に
20年前の出来事が走馬灯のように駆け巡った。

中学3年の秋、
最後の部活を終え、家路をいそいでいた。

美術部の部活動は卒業まで続けたかったが、
志望校の受験のために
試験勉強を優先しなくてはならず、
2学期半ばでクラブを退部した。

晩秋ともなると、陽の落ちるのが早くなり
夕方6時にはすっかり暗くなっていた。

家に早く帰りたかった弓子は
大通りから中央公園を抜ける道を選択した。


日の落ちた公園は、なんだか気味が悪かった。
ふと気づくと、
弓子が向かう方向から
パーカーのフードを被った男が走ってきた。

その男は弓子とすれ違いざまに、
弓子の腕を取り
脇の雑木林の中に引きずりこんだ。

あまりにも突然のことで、
弓子は声が出なかった。

男は弓子を引き倒し
馬乗りになって首を絞め始めた。

「声を出すな!!!
騒げば首を絞めて殺す!!!」

男はスカートの裾から腕を差し入れ、
下着を荒々しく破った。


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