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蒼い春
第2章 恩師 月島弓子
「おとなしくしろ!!
いいな!わかってるな!!」
男の手にはキラリと光るものが握られていた。
大型のカッターナイフだった。
カチカチと音を立てて
刃が目いっぱいに伸ばされた。
その刃を弓子の頬に当てた。
「騒いだら、この顔を真っ二つに切り裂く!!!」
恐ろしくて声さえ出なかった。
大人しくしろと言われなくても身がすくみ、
怖くて失禁した。
「あ!てめえ!!なに小便を垂れてるんだよ!!」
男の手が
ビショビショに濡れたボロ布同様の下着を
脱がし始めた。
いや、脱がすというよりも
引きちぎったと言ってもよかった。
そのボロボロに破れてグッショリ濡れた下着を
口に突っ込まれた。
少し塩気のある水分が喉に流れ込んだ。
頬にカッターナイフの刃を当てながら、
男は片手で器用にズボンを膝まで下ろし、
今にも爆発しそうなペニスを
弓子の女性器にあてがった。
男の顔は暗がりでよく見えなかった。
ただ、男の吐く息が
異様に酒臭かったことだけは鮮明にわかった。