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蒼い春
第1章 ロストバージン
古いアパートだから立て付けが悪いので
きっちり閉めても
1センチほどの隙間ができていた。
覗いてみると、
月明かりが部屋の様子を映し出していた。
2人は布団の上に身を起こし、
きつく抱き合い予想通りキスをしていた。
最初は恥らうようにチュッと唇を重ねては離れ、
またチュッとしたりしていたが
どちらからともなくブチュ~と唇を重ね、
やがて互いの舌を絡ませて
激しいキスに移行していった。
ヌチュ…ピチュ…ズリュリュ…
唾液を啜り合う音が夜の静寂を引き裂いていた。
やがて男の手が
母のパジャマの襟元から忍び込んだ。
おそらく母の貧相なおっぱいを
揉んでいるに違いなかった。
「あああ…。いい…そこ…乳首もいじって…」
そう言いながら母は
自らパジャマのボタンを外し始めた。
干しぶどうのような乳首を
男が指で摘んだのだろう。
母がボタンを外す手を止め、
男にしがみついた。