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蒼い春
第4章 同僚の沢口先生

「わ、腋を拭いてあげるから…腕をあげて…」

心なしか彼の声も上ずっているようだった。


「こ、こうですか?」

十字架に
張りつけにされている
キリストのようなポーズを
取ると、乳房が無防備になった。

「奈央…」

沢口の手からバスタオルがスルリと床に落ち、
脇の下から彼の手が伸びて
暖かい大きな手が奈央の乳房を包み込んだ。


そのまま抱きしめられ、
沢口の唇が奈央のうなじに吸い付いた。

「うふふ沢口先生ったら、バンパイアみたい」

「沢口先生はよしてくれよ
できたら、颯太と呼んでほしいな…」

そ・う・た・・・小さな声で口にだすと、
一気に彼が身近に感じられた。

沢口の指がピアノを弾くように
リズミカルに乳房を揉む。

乳房の中心のピンクの突起が
さらに硬く尖ってゆく。

やがて2本の指が、
その硬くなった突起を摘み上げた。

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