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保険外交員の営業痴態
第10章 帰省
『ああ…公共の乗り物のなかで
こんないけないことを…』
人間誰しも常識を逸脱して行う行為ほど
快感を得られるものはない。
誰にも見られないという安心感と
もしかしたら誰かに覗かれるかもといった
不安定な要素が
真由美をどんどんと淫らにさせてゆく。
トントン…
まるで誰かを訪ねて
そのドアを開いて欲しいかのように
真由美の指先はクリトリスの膨らみをノックした。
「どうぞ」
そう答えるかのように
クリトリスが包皮の中から
こっそりと顔を出した。
「こんばんは」
挨拶するかのように
クリトリスをクリクリしてやる
「うううぅぅぅ…むうっぅぅぅ!」
ハンカチを咥えているとはいえ
モゴモゴとした声が漏れる。
だが、その声は高速道を走るバスの
ディーデルエンジンの音にかき消されてゆく。
『いやん…気持ちいいわぁ…』
真由美はいつしか読んでいた本を投げ出し
右手で胸を揉み始めていた。
車内は暖房がよく効いているので
真由美は大胆にもニットのタートルネックの
裾から手を差し入れて
密かにブラを首もとにたくしあげた。
乳首がニットの編み目に触れて心地よい。
指で摘まむと
真由美の乳首はカチカチに勃起した。
もう、こうなると歯止めが効かない。
真由美の左手は
クリトリスのさらに奥の沼地を目指した。