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保険外交員の営業痴態
第12章 実家にて…
「なにそれ?
お前、そういう仕事をしてるわけ?」
「まあ、成り行き上…」
「ふぅ~ん…それなら話が早いや」
いいぜ、保険に入ってやるぜ
あっけらかんと進一にいちゃんはそう言った。
「えっ?ほんとに?」
「世間一般ではさ、
保険の点数稼ぎに枕営業するっていうじゃん
お前もやっぱりその…そう言うことをするのか?」
「時と場合によるけど…」
「じゃあ、今がその時と場合だな」
「えっ?」
「ほら、彼女は今、腹に子供がいるしさ
安定期に入るまでセックスができないんだよ
俺さあ、もう、溜まってしまって
爆発しそうなんだ」
この部屋に来たのも
お前を抱くためだったんだ
進一はまるで
セックスをプレイするかのように言った。
「保険に入るからさあ…
頼むよ、一発やらせろよ」
手にしていたパンフレットを放り出して
進一は真由美に襲いかかった。
「ちょっと待って!
保険に入ってくれなきゃ抱かせてあげない!」
「だから、入るって言ってるじゃん
俺が信用出来ねえのか?」
カッコいい男だもの
保険の加入抜きで抱かれてあげたいわよ
でもね、この仕事をするって決めたあの日から
わたしの体は商品になったのよ!