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保険外交員の営業痴態
第1章 セールスレディとしての自覚

『ちょ、ちょっと…そんな、いきなり…』

イヤホンから聞こえてくる明子の声は、
まったく嫌がってなかった。
いや、嫌がるどころか、
男を誘うような隠微な響きがあった。

『おいおい、
なんでも望みを叶えるって
そう言ったのはあんたじゃないか…』

荒い呼吸の中、搾り出すような男の声がした。



「これって…まさか…」

この仕事を始める前に、
短期間の研修があった。

その際に、色仕掛けでの契約成立は
慎むようにと指示された。
なのに、カリスマ外交員と言われる明子が
そんな事をしているなんて…

「まさかね…この後、やんわりとお断りして
殺し文句の一つでも出るんだわ」

衣擦れの音が聞こえる…
話し声が小さくなる。

真由美はマウスを使って、音量を最大にした。

『ねえ、お願い。
契約書に、サインしてえなあ…』

関西出身の明子が関西弁で甘えた声を出す。

『先にやらせろよ!
いい思いをさせてくれたら…
たっぷりサインでもなんでもするからさあ』

うぐっ!という明子のくぐもった声が聞こえた。

「キスされたんだわ!」

生生しい男女の攻防がイヤホンから流れてくる。

「いやだわ…ほんとに体を許しちゃうのかしら」

真由美の指はいつしかバスローブをめくり上げて
ショーツのクロッチ部分を弄りあげていた。

彼氏と別れて半年…
男日照りの体は刺激を求めて潤い始めていた。

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