この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
保険外交員の営業痴態
第5章 元カレにアタック

「天気予報、バッチリだな」

台風が来るって言うのに
サッカーの試合をやろうぜと
チームメイトに駆り出されたのはいいが
結局、風雨が強まってノーゲームになったと
和真は笑った。

ああ、そうだった…
カズくんがサッカー部で
彼に近づきたいばかりに
サッカーに興味もないのに
真由美はサッカー部の
マネージャーに志願したのだった。

「まだサッカーを続けてたのね」

「ああ、サッカー好きが集まっただけの
草サッカーだけどな」

そう言って和真はタオルを引き出したバッグから
サッカーのユニフォームを
取り出して見せてくれた。

背中には背番号11とKAZUとネームを入れてある

「まるでキングカズみたいね」

「だろ?」

実力は雲泥の差だけどなと
豪快に笑った。

「家まで送ってやるよ。
まだ、あの部屋に住んでんだろ?」

「うん…」

和真の車はナビも使わずに
真由美の部屋を目指して発進させた。

『まだ私の部屋を覚えてくれてたんだ…』

なんだか心が温かくなった。


徒歩だとかなりの距離も
車だとあっという間に到着した。

「よかったら寄ってく?」

別れた時は顔もみたくないと思ったけれど
なぜだかこのままサヨナラするのが辛くて
真由美は自然に和真を部屋に招こうとしていた。



/287ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ