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保険外交員の営業痴態
第5章 元カレにアタック
真由美は、ふと、
脱衣かごの和真の衣服を手にしてみた。
なるほど、しっとりと濡れていた。
「ねえカズくん、ゆっくりしていけるよね?」
バスルームに向かって大声で問いかけてみた。
「まあね…」
着ていた服、洗濯乾燥してあげるから
二時間ぐらい大丈夫?
そのように問いかけると
「ほんと?悪いねえ、頼むわ」と
屈託のない返事が返ってきた。
洗濯物をドラム洗濯機に放り込んで
真由美はランジェリーボックスから
着替えを取り出した。
無意識にセクシーな下着を手にして
ハッと我に返った。
『バカね…私ったら…
何を期待してんのよ…』
ノーマルな下着にしよう。
カズくんはもう別の女のモノなんだ…
バスローブを身に纏うのとほぼ同時に
腰にバスタオルを巻いた和真が出てきた。
「ちょっと!…なんで裸なのよ!」
「だって俺、着替えなんかねえし」
あ、そうか…、洗濯中だっけ…
「じゃあさ、ベッドに潜り込んでおいてよ
そのままじゃあ、ホントに風邪引くよ」
「サンキュー、ほんと助かるわ」
和真は何のためらいもなくベッドインした。
「お~!真由美の匂いがするよ
久しぶりだなあ~」
ドキリとすることを平気でいうものだから
真由美の心拍数が上がってしまった。