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保険外交員の営業痴態
第5章 元カレにアタック

「若いからって油断しちゃダメ!
カズくんサッカーをしてるし
万が一にも骨折して入院したらどうすんの?
手術とかになったら意外と高額なのよ」
「そうだな…
まあ、考えてやってもいいけどさ」
『食いついた!』
さあ、ここから一気に攻めるわよ
真由美、頑張るのよ
真由美は心の中で
自分自身を叱咤激励した。
「そんなことよりさ、
久しぶりにどうだい?」
和真の手が真由美の尻を撫でた。
「バカ言わないでよ
私たち別れたのよ
もう、赤の他人じゃない」
尻を撫でる和真の手をピシャリと叩いた。
『さっきバスルームで私のヌードを見ても
全然反応しなかったくせに
男ってホントわからない生き物だわ』
だが、欲情してきたのなら
丁度いいと思った。
「もしさあ…
一番安い保険でもいいからさあ
加入してくれたら…
加入のお礼に私を自由にしてもいいよ」
「えっ?
今、何て言った?」
和真は驚いてベッドから起き上がった。
布団が捲れてたくましい上半身のヌードが
真由美の目に飛び込んできた。
『ゴクリ…』
今度は真由美が生唾を飲み込んだ。
本当は保険の加入なんてどうでもいいから
今すぐ和真に抱かれたい気分だった。

