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保険外交員の営業痴態
第1章 セールスレディとしての自覚
『わかった!する!サインする!!
ほら、ペンを手にしたよ!
どこだ?どこにサインしたらいいんだ?』
カチカチと忙しなくボールペンを
出し入れする音がした。
じゃあ、ここにサインして…
そうそう、後は…あ、ここにもね。
用紙にサインしてるのか
カサカサという紙擦れの音。
『ねえ、サインだけなら触るだけで終わりよ』
『え?そんな殺生な…』
『ハ・ン・コ、判子を押してくれたら…
抱いてもかまへんよ』
あああ、言ってしまったわ…禁断の言葉を…
『押す!!判子でもなんでも押す!!
だからやらせてくれよ…
このままじゃあ…たまらないんだよ!!』
「そうよ…判子を押しなさい!!…
気持ちよくさせて!!」
真由美の指は泥濘の中に沈みこんでいった。