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保険外交員の営業痴態
第6章 准教授の前田

トランクスを思いきってずり下ろすと
目に飛び込んできたのは
ずんぐりむっくりとしたペニスだった。

長さは標準サイズよりも短いけれど
その分なんというか根本が異常に太くて
モジャモジャの陰毛から突き出たタケノコのような
そんなペニスだった。

「僕のペニス、変わっているでしょ」

前田が自慢気にそう言った。
どうやらご自身のペニスが
異形なのを自覚しているようだ。

「ショボいチンポだと思っているんですね」

ペニスを目にして
少しばかり驚いた表情を悟られてしまったみたい

「いえ…個性的で素敵だと思います」

これがどうでもいい男ならば
吹き出して大笑いするところだが
前田は大事な契約を結んでくれるというのだから
『個性的で素敵』という表現でスルーしようとした

「自分に嘘をつかなくてもいいんです
へんてこりんなペニスというのは自覚してます」

ほら、咥えてごらんなさいと
前田は腰をグッと前に押し出した。

真由美の唇に亀頭の先がふれた。

『ああん…
准教授のおちんちんにキスしちゃったわ』

咥えろという命令なので
微かに唇を開きながら
「ホントに契約してくれるんですよね?」と
真由美は念を押した。



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