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保険外交員の営業痴態
第7章 コンビネーションプレー

大学に帰る前田准教授を見送り、
その足で真由美は保険会社の事務所へ向かった。


「あら?真由美ちゃん
今日はオフの日じゃないの?」

出勤日でもないのに顔を見せにきた真由美を
チーフの金沢明子は怪訝そうな顔をした。

もしかしたら、
この仕事を辞めますなんて言い出さないかと
明子は不安に思っていた。

だが、晴れやかに堂々とした態度の真由美を見て
どうやらそういう考えは
取り越し苦労だったと気づいた。


「明子チーフ…
昨日に続いて今日も契約を一件取りました」

鼻の穴を膨らませて
自慢げに明子に報告する真由美…

「おめでとう!さすがに真由美ちゃんね」

労をねぎらいながらも明子は
『やっぱりこの子は
この仕事が向いているんだわ』と
自分の目に狂いはなかったと
自画自賛した。

「昨日、ご褒美にあげたアレ…
一箱じゃ足りないかしら?」

明子は意味深にウフフと微笑んだ。


『そうだわ!
この子となら、あいつを落とせるかも!!』

明子の脳裏に
どうしても契約を取れない一人の男の顔が浮かんだ。

男の名は「霧島栄一」…
コンピュータープログラミングの
ベンチャー企業を立ち上げたばかりの
成り上がり男だ。

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