この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
保険外交員の営業痴態
第7章 コンビネーションプレー

『メイクもしっかりね』

明子の言葉を思い出して
普段は薄化粧の真由美だったが
時間をかけてメイクを施した。

念入りにメイクをして
派手めのワンピースを着ると
なんだか出勤前のギャバ嬢のようになってしまった

『メイク…ダメ出しをされたら
明子さんに手伝ってもらおう…』

真由美はそう思ってメイク道具もバッグに詰めて
明子さんとの待ち合わせ場所へ急いだ。


待ち合わせのカフェには
少しばかり遅れて到着した。

カフェの隅っこで明子さんは
コーヒーを飲んでいた。

その姿を見て真由美は驚いた。
リクルートのスカートスーツで
セールスレディそのものだったからだ。

「明子さん、遅れてごめんなさい」

謝ったついでに
自分の身なりも謝ろうとしたが
真由美の姿を見るなり
「まあ!素敵じゃない!
バッチリよ。相手さまも喜んでくれると思うわ」
叱られるどころか
真由美の姿を誉めちぎった。

「時間にうるさい方だから急ぐわよ」

真由美にコーヒーを飲ませる時間はないのとばかりに、大通りでタクシーを呼び止めると
文字通り車に飛び乗った。

時間にうるさい相手と聞いて
真由美は緊張した。

もしかしたら
どこかの議員先生とか、
そんな偉い人に会いに行くのではないかと
真由美はタクシーの中ですでに緊張していた。

/287ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ