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あなたの手当て
第1章 初めての部屋
【side百音】
「先生?」
私が口ごもっていると
先生は私の事をじっと見ていた。
「そんなに見つめられると
恥ずかしいですよ」
私は照れからか
先生の事を直視出来ない。
やがて
向き直って
「先生、こないだ、ごめんなさい。
目の前から先生が居なくなっちゃうの
嫌だって本当に思ったけど
よくよく考えたら
めっちゃくちゃ私のわがままですよね」
うわ、何を言ってるんだろ?
もう、頭の中がぐっちゃぐちゃで
上手く言葉が出てこない。
やがて
先生が姿勢を私の姿勢まで下げると
私の頭をポンポンとして
「わがままなんかじゃありませんよ」
この間みたいに
すっと抱きしめられる。
「この間はゆっくり時間が取れませんでしたからね」
先生の腕に力がこもる。
少し薬品っぽい匂いの染み付いた
先生の匂いにふわっと包まれて
私の気持ちにも熱を帯びてくるのが分かる。
「先生?」
私が口ごもっていると
先生は私の事をじっと見ていた。
「そんなに見つめられると
恥ずかしいですよ」
私は照れからか
先生の事を直視出来ない。
やがて
向き直って
「先生、こないだ、ごめんなさい。
目の前から先生が居なくなっちゃうの
嫌だって本当に思ったけど
よくよく考えたら
めっちゃくちゃ私のわがままですよね」
うわ、何を言ってるんだろ?
もう、頭の中がぐっちゃぐちゃで
上手く言葉が出てこない。
やがて
先生が姿勢を私の姿勢まで下げると
私の頭をポンポンとして
「わがままなんかじゃありませんよ」
この間みたいに
すっと抱きしめられる。
「この間はゆっくり時間が取れませんでしたからね」
先生の腕に力がこもる。
少し薬品っぽい匂いの染み付いた
先生の匂いにふわっと包まれて
私の気持ちにも熱を帯びてくるのが分かる。