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あなたの手当て
第2章 彼女のくそ度胸
【side百音】
先生はキスの後で
嫌なら突き放してと言った。
でも
私は突き放せなかった。
と言うより
突き放さなかった。
何故なら
先生なら全て受け入れたっていいと
本気で思えたから。
それでもいざこのままと
意気込んでも
さすがに先に進んでしまうであろう
私には未知の事が
やっぱり怖い。
このまま流されて
先生に身を任せてしまおうか。
違う。
先生が望んでいるなら
私は受け止めたいと思う。
先生の気持ちを。
「先生、私なら大丈夫ですよ。
先生が思う通りでも。」
前に先生から言われてはいたけれど
どうやら私の中の「くそ度胸」が
発動してしまったみたいだ。
「先生だから、大丈夫」
先生はキスの後で
嫌なら突き放してと言った。
でも
私は突き放せなかった。
と言うより
突き放さなかった。
何故なら
先生なら全て受け入れたっていいと
本気で思えたから。
それでもいざこのままと
意気込んでも
さすがに先に進んでしまうであろう
私には未知の事が
やっぱり怖い。
このまま流されて
先生に身を任せてしまおうか。
違う。
先生が望んでいるなら
私は受け止めたいと思う。
先生の気持ちを。
「先生、私なら大丈夫ですよ。
先生が思う通りでも。」
前に先生から言われてはいたけれど
どうやら私の中の「くそ度胸」が
発動してしまったみたいだ。
「先生だから、大丈夫」