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いろはにほへと~色は匂えど~
第5章 小僧と小娘の戯れ

お民は裸になると筵の上に寝転がった。

「お民ちゃんも、うちのお母ちゃんみたいに
おっぱいがあるんやなあ…」

豊満とはいえないが、
お民の胸の成長は著しかった。


「さあ、人が来んうちに
早う、うちのおめこに
おちんちんをくっつけてえな」

与作は言われたとおりに
お民の体の上に乗った。


「なあ、お民ちゃんのおっぱい
触ったり吸ってもええか?」

与作は母のおっぱいがまだまだ恋しかったのだ。

歳が十(とお)になるまでは
寝るときにおっぱいを
触らせてくれたり吸わせてくれたのに、
最近は「もう、ややこと違うんやから
そんなんしたらあかん」と叱られてしまうのだ。


「ええよ。うちの体を好きに触ったり
吸ったり舐めてええんよ」

お父ちゃんはお母ちゃんの
足の指まで吸っていた。

こしょばいはずやのに、
お母ちゃんは「いやや…あかん…ああん…」と
言葉でイヤがりながら
とても気持ちよさそうだった。

「お民ちゃんのおっぱい…
柔らかいけど乳首が小さいなあ」

お母ちゃんの乳首は、
そら豆ほどの大きさだったが
お民ちゃんの乳首はエンドウ豆のようだった。

だが、せっかく吸わせてくれるというのだから
与作は文句を言わずに乳首を口に含んだ。

チュ~っと吸いつくと、
あっという間に乳首が堅くなった。

途端にお民が「あん…」と色っぽい声を出した。

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