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いろはにほへと~色は匂えど~
第7章 婚礼
先に気を遣ったのはお京であった。
グッタリと寝そべったものだから
張り子型がズルリと抜けた。
「いやや~!うちも逝かせて欲しい!」
今度はお吉がおねだりをした。
「わかってる。あんたも逝かせたる!」
お京は張り子型をしっかりと握りしめて
お吉を責め立てた。
「い、逝きそうや…」
いつの間にか全裸になったお京の乳を
お吉は揉みまくった。
「逝ってええんよ」
お京がお吉の体中に接吻の嵐を降り注ぐ。
「あああ~っ!逝っくう~~!!」
お吉もお京の手によって極楽へ導かれた。
策ノ進がお民と祝言をあげて
新たな生活を構築しようとしているのと同じで
お吉も殿の寵愛を授けられないことを受け入れ
寂しい腰元同士で慰めあうという
そんな生活を覚悟し始めた。