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濡れるハイスクール
第2章 学園長 林芙美子
「脱がしてあげる…」
熟練の技とでも言うのか
芙美子はあっという間に
恭輔を丸裸にしてしまった。
「ねえ。私のヌードも見てちょうだい」
芙美子はそう言うと
ストリッパーのように
体をくねらしながら脱ぎ始める。
ただ脱ぐのではない、
一枚ずつ衣服を脱ぐと匂いを嗅げとばかりに
それを恭輔に投げてよこすのだった。
男の本能だろうか、
衣服を手にするとブラウスの腋の部分や
スカートのヒップあたりを
クンクンと匂いを嗅いでしまっていた。
「すごくいい匂いがします」
「ありがとう…
でも私の体はもっといい匂いがするわよ」
さあ、ブラとショーツは
あなたの手で脱がしてちょうだいな
そう言って芙美子はベッドに体を投げ出した。
催眠術にでもかかったように、
恭輔は後を追うようにベッドに登ると
芙美子のつま先から舌を這わし始めた。
ツンと汗と埃の匂いがしたが、
恭輔にしてみれば、
それは媚薬のような妖しい芳香であった。
「シャワーはいらないわ。
あなたの舌で私の全身を綺麗にしてちょうだいな」
そう命じられたことが
なんだか無性に嬉しかった。
芙美子の肌にいたるところにフレンチキスを施し、すぐさま舌で芙美子の体を味わった。