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濡れるハイスクール
第3章 あおい と 美幸
「くうっ!!」
激痛でうずくまる恭輔を尻目に
美雪はさっさと着衣を済ませて
「あおい、用意出来たから帰ろ~」と
平然と言ってのけた。
「あんたの不埒な行為は
すべて録画させてもらったわ」
あおいはそう言うと
こっそりDVDデッキの横に
立てかけて置いたスマホを恭輔に見せつけた。
見上げるとRECマークが点灯している
スマホ画面に自分の間抜けな顔が写っていた。
「明日、ゆっくりと話し合いましょうか」
そう言って美雪とあおいは
そそくさと恭輔の部屋を出て行った。