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濡れるハイスクール
第4章 学園長 林芙美子と銀行の支店長

創世銀行の高井戸支店長は
ネクタイを締め直して気合いを入れた。

南東京支店の支店長に昇格したのはいいが
どうも融資が伸び悩み業績が悪化していた。

どうにかひとつ大きな融資先を抱えなければ
赴任早々にして他社へ出向の
憂き目にあいかねない。


前任者の正木のファイルを調べているうちに
聖リリー学園という法人が
優良融資先であることを突き止め、
あらたな融資を受けてもらえないかと
出向くところであった。


アポイントを取ろうと電話してみたが
学園の事務方は学園長でなければ
お話を聞けないと言うことであったので
折り返しのお電話を頂きたいと再三繰り返したが
なしのつぶてであったので
無礼とは思いながらも
こうして学園長である林芙美子の自宅に
押しかけようとしていた。


アポ無しの急な訪問が吉と出るか凶とでるか…

いいや、是が非でも吉となって
融資を受けてもらわなければならない。


心臓が早鐘を打つのを自覚しながら
高井田はインターホンを押した。


『……』

壊れているのか電源を落としているのか
チャイム音は聞こえない。

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