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濡れるハイスクール
第4章 学園長 林芙美子と銀行の支店長
状況が状況だけに
非を詫びて立ち去るべきなのだろうが
さっきまでおまんこに突き刺さっていたディルドから
艶めかしい香りがするものだから
高井田は欲情し始めていた。
「ご安心下さいませ、林さま、
わたくし、何も見ておりませんので…」
そう言いながら高井戸は
壁にくっついているディルドを外した。
手がヌルリと芙美子のラブジュースで濡れた。
『こんなにも濡れていたんだ…』
無意識で高井戸は
ディルドの匂いを嗅いでペロリと舐めてみた。
なんという厚顔無恥な男なんだろうと
芙美子は思った。
前任者の正木は控えめで
芙美子に対して従順で扱いやすかったのに…
学園に何度か
創世銀行から電話があったと
事務方から聞いていたが、
てっきり正木が
寄りを戻して欲しいというお願いかと思い
無視してきたのだが、
新任のこの男が
挨拶に来たかったのだなと理解した。
「わたくし、何も見ておりません…
このことは内密にいたします。
ですからぜひとも融資を考えて頂きたいのです」
口では見てないと言いながら、
その裏では秘め事をバラされなくば
融資を考えろと言っているに等しかった。