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濡れるハイスクール
第4章 学園長 林芙美子と銀行の支店長
「あなた、私を抱きたいのなら
この薬を飲みなさい」
芙美子は書斎のデスクの引き出しから
青い菱形の錠剤を手渡した。
「ED改善薬ですね…
これを飲んでも効き目が現れるのに
2時間ほどかかります」
私生活でも服用しているのだろう。
男は薬について熟知していた。
「かまわないわ。夜は長いんですもの。
一緒にお風呂に入って
風呂上がりにビールでも飲みましょう…
そのうちに効き目が現れてくるわ」
何が何でも薬を服用させようと
芙美子は必死だった。
少し強度不足だが
こうしてちゃんと勃起しているのだから
いいではないかと高井戸はそう思った。
この女はそんなにガチガチに勃起させたいのか…
まったく人を性欲処理の道具のように思っているのだな。
そんなふうに思いながら
気乗りはしなかったが
融資欲しさに
芙美子の望むように薬を服用してやった。