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蜜と獄 〜甘く壊して〜
第6章 【あなたに壊されたい】
それでも脱ぎ散らかしたスーツをハンガーに掛けてると痺れを切らした堤さんが抱き抱えてベットまで連れて行かれた。
手にはまだネクタイが。
「あっ…!まだ終わってないのに…」
「もう待てねぇって……」
そう言って仰向けに寝かされた私の上に寄りかかる。
手からネクタイを外され枕の横に投げた。
ガウンを脱いで脱がされる。
キスで絆され大好きな胸に舌が這う前に「待った」をかけるのは罪かしら。
「え、何?」って急かしてくる。
ちゃっかり揉んでますけどその手は離してね。
「さっきも言いましたけど、私もう……リリカじゃないんです、紗衣になったので記念になるセックスしません?」
「記念…?」
「アブノーマルなセックスは嫌いですか?」
「紗衣……」
先ほど手放したネクタイを差し出し「私を目隠ししてください」とお願いする。
あ、その前に窓側で。
手を引き裸体のまま窓一面の前に立つ。
最上階だし夜だし誰も見てはいない。
そこで私は目隠しされた。
「こんな最高な姿見せてくれんだな……惚れ直すぜ、紗衣」
声の方向に顔を向けて微笑む私に熱いキスで塞がれる。
大きな掌で胸を揉みしだかれ片脚を持ち上げられた。
直で素股なんてすぐに固くなるし濡れてしまう。
先端がクリを刺激し勃たせてくる。
急に火照った身体が居なくなったと思ったらしゃがんでいてアソコに吐息がかかっただけで声が漏れる。
「あんっ……ハァハァ、そこダメ…もう」
「ん……良い具合に濡れてる」
そう言いながら音を立てて吸わないで。
視界を遮られただけでこんなに感じ方が違うの。
聴覚が敏感になる。
吐息や体温、卑猥な音もどんな顔で攻めているのかも全部いつもの倍気持ち良い。
こんなアブノーマルだから堤さんもなかなか挿れてくれない。
ギリギリの線まで楽しんでいる。
乳首舐めながら喋る時少し甘噛みするのヤバい。
一瞬イキそうになる。
「コレ気持ち良いだろ?紗衣すぐイクもんな?」
片方の乳首を舐めてもう片方は唾液で湿らせた指先で転がす。
手マンはクリトリスを中心に攻められると堤さんの言う通りですぐにイってしまう。
「あっ……イク…っ……あっ…あっ」