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蜜と獄 〜甘く壊して〜
第5章 【絶頂地獄の成れの果て】
__ハァハァ………紗衣…っ!
「もっともっとシコって?音聴かせて?」
アップにされたペニスに釘付けになる。
ギンギンに反り立ってお臍の方に向いているのだ。
嗚呼……睾丸も触りたい。
きっとアナルもヒクヒクしてるはず。
しゃぶりたい。
ストップかかるまで攻めたぎりたい。
喉奥まで何度も口内ピストンして塩っぱい我慢汁でいっぱいにしたい。
__紗衣………お前もマンコ濡れてんだろ?見せろ、俺にされてるの思い出してオナニーしろよ。
「はい……」
もう内ももに垂れてる。
いい歳した大人が電話で互いの自慰行為を見せ合い興奮して絶頂するなんてAVの世界だけかと思ってた。
イヤホンから聴こえる吐息と愛おしい声。
頭の中では堤さんに抱かれている。
次はここを刺激されて海老反りになるの。
同時に攻められて私は激しく痙攣しイってしまう。
「あぁ……見せてください、出るとこ見たい」
その膨らんだ亀頭の先から飛び散る精液をこの目に焼き付けたい。
私を想い昂らせて卑猥な音鳴らして激しく性器を弄る姿……嗚呼……愛おしい。
食べちゃいたい。
「挿れて……挿れてください」と自分も指でクリトリスを弄り愛液を溢れさせるのだ。
物足りなくともそれなりの快楽を得ていた。
互いの言葉攻めとスマホ越しの堤さんのオナニーする姿で同時に絶頂してしまった。
お腹に飛び散った白い濁液。
慌てて拭き取ってたけど本当はソレも舐めてあげたい。
決して美味しいとは言えないけど、愛する人の精液なら口内にいくらでも含ませてられる。
掌の上に出しては吸ってまた口の中へ…を繰り返し最後は飲み干すの。
考えただけでまた興奮しちゃう。
「本当、最高の女だな、紗衣は」
時折見せるその優しい視線に未だドキドキします。
黒のカッターシャツを羽織っただけのはだけた部分から見える引き締まった腹筋。
煙草をふかす横顔。
全部…………全部好きです。
「次抱けた時は覚えてろよ、朝まで寝かせねぇから」
「手加減……しなくて良いですよ?私もあまり待てそうにありません」
「だー!今それ言うな、しかもその顔で……バカヤロウ」