この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女優
第12章 愛子の人生

最後に全裸になって温泉浴衣を羽織る。

姿見の鏡で自分の姿を映して
最終チェックをしてみる。

我ながらいい女だと思う。

男優に抱かれる仕事でなければ
どこに出ても恥ずかしくない女と自負している。

そう…この仕事さえしていなければ
近藤から付き合って欲しいと言われたとき、
二つ返事で快諾する事さえできたのに…


アイドルから一線を後にしてから
愛子の人生は大きく方向転換した。

軽妙な受け答えが出来る才能があれば
バラエティ番組からお呼びがかかっただろうが、
根が生真面目な愛子は
万人向けする笑いのとれるコメントが出来なかった。

『これが私の生き方…』

鏡の中の自分をキッと睨んで
愛子は大浴場に向かった。



愛子が大浴場に到着すると
スタッフの野郎三人は湯桶に張った湯に
ドライアイスを放り混んで
模造の湯気を仕掛けていた。


「冬場なら自然な湯気で
情緒が溢れるんだけどね~」

湿度が高いのだろう、
一糸まとわぬ三人の野郎の背中には
玉のような汗が噴き出していた。

/156ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ