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女優
第3章 本当の本番
自分の唾液に混じって
男の味が喉元に流れ込んでくるようで
思わず愛子はペニスから口を外した。
おいおい、わからねえ奴だな、
そう言うと男優は女陰をしゃぶるのを中止して
体を起こして愛子の頭に手をかけた。
「こうやってしっかり首を振らきゃダメだろが!」
そう言って愛子の頭を前後に揺さぶった。
己の行為に興奮しはじめたのか、
男根はみるみると強度を蘇らせ、
太さを長さを倍増させた。
愛子の喉奥を
木刀で突き刺すような刺激が襲いかかる。
『く、苦しい…』
嘔吐感に襲われ涙が溢れる。
そんな愛子の不快感などおかまいなしに
男優は 「お前、フェラするの下手くそだな」と
貶した。
そう罵りながらも男優の男根は
猛々しくそそり立っているのだから
まったく矛盾していた。
愛子が流した涙を
しっかりとカメラに収めたのを確認すると
「カ~~~ット!!はい、OKぇ~!」と
監督が満足げに叫んだ。
そして立派に勃起している男根に目を止めると
「おっ、準備万端じゃん。
じゃあ、このまま
シーン106を撮っちゃいましょうか」と言った。
「シーン106って言うのはね…」
男優が愛子の胸をまさぐりながら解説を始めた。
「これも語呂合わせでね、
106は『入れろ』って意味さ」と教えてくれた。