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女優
第3章 本当の本番
カメラアングルの切り替えのインターバルの間も、
ずっと強ばりをなくさずに
待機しなければいけないのだから
男優という仕事もタフで精力絶倫を
必要とされるので重労働なものだ。
それからの撮影は
愛子が昇り始めるとカットが掛かり、
アングルチェンジの連続だった。
さすがに何度も行為をストップさせられると
愛子としても気分が下がり
逞しい男根にピストンされても
昇る雰囲気になれなかった。
おまけにアクロバットのような体位を要求され
気持ちよさよりも関節が悲鳴をあげて
苦痛の方が勝った。
もっと喘いで!という監督の要望にも
シラケた気持ちの方が大きく、
次第に女の秘部も乾き始め
男が動く度に痛みに襲われた。
アソコがヒリヒリし始めた。
もう限界かも…
そう思ったときカメラマンが
「監督、テープ残り10分です」と声を上げた。
「そうか、じゃあ、仕方ない。
男優さん、そろそろフィニッシュということで…」
と言った。